『みなし残業』と『固定残業』って？メリット・デメリットも紹介！

「みなし残業」と「固定残業」の違いを
みなさんはご存知でしょうか？

求人票を正しく理解するために、
以下で比較していきましょう✊

『みなし残業とは？』

「みなし残業」とは、
会社が従業員の正確な残業時間を把握できない場合に、
従業員の残業時間をあらかじめ見込んでおくことを言います。

みなし残業が適用されるのは、
「事業場外労働制」「裁量労働制」の２つの場合があります。
どちらも聞きなれない言葉だと思いますので、
以下で簡単に説明していきます💡

「事業場外労働制」は、
外回りを行う営業職や記者など、
社外で働いており、労働時間の計算が難しい職種に
適用されることが多いです。

「裁量労働制」が適用できるのは、
コピーライターや、証券アナリストなどの
忙しさに波がある職種や、
一部の業務などに限定されています。

みなし残業代が設定されている状況で、
毎日定時で退勤することができれば、
理論的には残業がないことになるため、
給与は多く支給されることになります。
ただ、みなし残業は、
基本的にはいくら残業をしても
残業手当として給与を支払う義務はないため、注意が必要です。

『固定残業』とは？

実際の残業時間に関わらず、
一定時間分の時間外手当を毎月定額で支払う制度です。

例えば、20時間の時間外労働を見込んだ固定残業の場合、
時間外労働が20時間に達するまでは、
追加で時間外手当が支払われることはありません。

これが適用できる職種などに縛りはなく、
ダラダラ残業をすることを防ぐためにも
導入している企業が多いです。

みなし残業とは異なり、
20時間を超えた分については、時間外手当を支払う必要があります。

みなし残業・固定残業のメリット

「みなし残業」「固定残業」を設けることで、
従業員側にも企業側にも、メリットがあるのです！

従業員は、早く仕事を終えても設定されている残業代が貰えるため、
「早く終わらせる」ことで、得ができます。

従業員に「早く仕事を終わらせる」意識がつくことで、
業務効率が上がりますし、
ダラダラ無駄な残業をされなくなり、
結果として人件費を削減することができると考えられます！

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このように、求人票などに
よく記載があるもののよくわからない項目は、
よく理解をした上で働かないと、
損をしたり入社後に後悔するポイントになりかねません。

就職活動するうえでわからない点は、
あらかじめよく調べ入社に後悔が無いようにしましょう✨